天然ガス等のエネルギー資源保有国ではエネルギー資源の輸出のみでなく、資源を有効活用して国内の工業化及び経済の持続的な発展を促進させることが大きな課題となっています。
このため、エネルギー資源の輸出とエネルギー資源のダウンストリーム展開のベストミックスを描くマスタープランの策定が望まれます。
例えば天然ガスマスタープランでは、今後20~30年間の天然ガス資源開発において、環境への負荷を最小限に抑え、資源国社会への利益を最大化するとともに、国民の生活レベルの持続的な向上を図ることを目標に下記について検討し、エネルギーセクターや社会インフラを含む物流セクターなどのセクター間の連携を十分考慮して全体最適を描くマスタープラン作りを実施します。
マスタープランの策定は、下記の3つの視点から検討することができます。
上記の検討は「エネルギーフローデータベース」の活用で、効率的・包括的に実施が可能となります。
LNGプラント
LNG輸出
ガスPL
ガス田
事業性・経済性評価
インフラストラクチャー
合成ガスプラント
GTLプラント等
ダウンストリーム産業
国内産業・地域開発